オペラ「マダム・バタフライ」とは

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中島基晴のオペラへの誘い

「声」、それは地球上に住むほとんどの動物に与えられた宝です。
声は喜怒哀楽を表現するために多くの言語をも生み出しました。
人間にとっても特に重要であり、心の表現法の一つとして長い時を経て、この世に素晴らしい芸術・文化・音楽、オペラ等を生み出してくれました。

1858年12月22日、イタリアはトスカーナ地方のルッカに、偉大なる作曲家ジャコモ・プッチーニが誕生しました。音楽的な才能に恵まれているように見えなかったプッチーニでしたが、プッチーニの才能を信じる母アルビーナによって隠されていた才能が目覚めました。
当時、大人気の作家ベラスコの戯曲に小説「蝶々夫人」が有り、プッチーニはその作品にひきつけられました。原作はアメリカ人のジョン・ルーサ・ロングの小説「蝶々夫人」でした。

我々の「マダム・バタフライ世界コンクール」は、1967年にソプラノ歌手小林伸江と中島新吉の両氏により設立され、日本(東京)・イタリア(ビアレッジョ)・アメリカ(マイアミ)・スペイン(バルセロナ)・モルドヴァ(キシノフ)に於いて 国際大会が開かれました。
第1回の優勝者は、ロシア代表マリア・ビエッシュさんでした。彼女の声には、私などポカンと口を開け、その声の素晴らしさにただ感動していました。
また、今世紀、世間を「あっ」と言わせたニュースがテレビやラジオで流されました。世界的に有名な歌手、ソプラノのマリア・カラスさん、そしてテノールのジュゼッペ・ディ・ステファーノ氏の来日のニュースです。

【中島新吉談】
二人の来日は奇跡であったと思うくらい難しかったようです。
NHK大ホールでの二人の演奏会は、歌に懸ける人生、また舞台上でのマリア・カラスさんの核心的な演技と声に、そしてステファーノさんの舞台上で聴衆に背中を向けて歌う声が、あのNHKの大ホールでガンガン響くのには度肝を抜かれました。
あの素晴らしかった演奏会は、聴衆の心に一生残るとともに日本の音楽史にも残るでしょう。

「マダム・バタフライインターナショナル」の歴史的貢献度は大であったと思います。
「マダム・バタフライインターナショナル財団」では、コンクールを通して常に「新しい声」を求めて、オペラの発展のため、国際交流のために努力致します。
今後とも、何卒「マダム・バタフライコンクール」に御支援御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
名古屋芸術大学 名誉教授
マダム・バタフライインターナショナル財団 評議員

中島 基晴
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